ジビエを身近に・・・
椿説屋では自社で培った知識と技術を元に、安心・安全なジビエ肉を生産し
より多くの方々に、ジビエが身近な存在となることを目指します。
今、全国的な里山環境の問題として鳥獣被害が話題となっています。
その被害額は138億円(H30年度)に上ると言われ、その被害額もさることながら、丹精込めて育て上げた農作物が収穫直前に根こそぎ被害を受ける状況が、里山に生活する人々のモチベーションダウンに繋がり、里山衰退の原因の一つになっていることに、私たちは強い問題意識を有しています。
私たちは、いち早くこの取り組みの抱える「問題点」を把握し、これを解決する事業を立ち上げました。それが「狩猟肉卸業」です。
害獣駆除として捕獲される「猪・鹿」等の殆どは、焼却・埋没処分されており、食肉として流通されるものは10%程度です。
害獣と言われる猪・鹿の狩猟肉は、「牛・豚・鶏」に勝るとも劣らない成分を持ち、単純に狩猟肉の有効活用だけで無く、それら狩猟肉を安心・安全な「食肉」として、消費者に届けるため、自社の食肉処理施設(ももんじファクトリー)で培った技術・知識等ノウハウを元に提携の施設への指導を含め日々努力を続けています。